大学からとんぼがえり

ポケモンのことについてつらつらと。

【ポケカ】ワナイダーex


 つ、ついにフライゴン以外がタイトルになってしまった…実機でもフライゴンしか記事にしたことないのに…。どうもゆっけです。前回の反省点をもとに構築を微調整し、立ち回りも固まってきたのでとりあえずの更新です。

サムネ用

 

 

 

 

 

前回からの変更点

・レベルボール…3→バトルVIPパス…3

 レベルボールは5枚目以降のネストボールとして採用していましたが、正直このデッキにおいては中途半端な性能であったので、序盤の展開を強めるためにバトルVIPパスに変更。イキリンコexもいるしギリギリ3枚の採用でも許されたい…。ワナイダーexの並んでいる数が火力に直結するため、一体でも多くそして早くタマンチュラを準備したいのでレベルボールよりは噛み合った採用だと思います。レベルボールではイキリンコexに触れないので、初ターンのバトルVIPパスがドローに繋がるのも高評価。

・エネルギー転送…1→0

 思ったよりエネルギーが噛み合わないことがなかったので、エネルギーの色選ぶ必要無くね?となり不採用。

・ボスの司令…2→3

 ワナイダーexの特性やタマンチュラのワザ「しばりつける」の性能を活かすために1枚追加。ポケモンVやサーナイトにおけるゲッコウガサーナイトexなど呼び出したいポケモンが意外と多く、序盤においてはワナイダーexがそこそこ生き残るので割とボスを撃つ余裕があります。すあなにかくす+はたらくまえばが優秀なおかげ。

 

<採用検討カード>

・ガチガチバンド

 かなり採用を迷ったカード。ダメージ-30というのが非常に優秀で、ロストインパクトやツインカノンを耐えるようになったり、ブレインウェーブにリバーサルエネルギーが必要になったりします。またお守り系と違いダメージ軽減なので後からロストスイーパーできぜつといったこともありません。枠を作るとすればこだわりベルトとの選択になりますが、今回はベルト+かがリザを優先しました。ガチガチバンドは相手にサイドを取らせない(取るスピードを遅くする)ことでサイドレースに差をつけるカードで、ベルトとかがリザはこちらがサイドを取るスピードを早めるカードです(かがリザはそれと同時に相手にサイド枚数を稼がせない超優秀カード)。個人的には受けに回るガチガチバンドより勝ちを早める火力アップの方が強いと思うので…。またそれ以外でもポケモンVを主体としたデッキ対面で先攻を取った場合、ベルトがあればかなり楽な対戦になるという点もあります。このデッキが220点を出すためにはワナイダーex+ベルト+レッスンスタジオ、もしくは2体のワナイダーex+ベルトorレッスンスタジオ、もしくは3体のワナイダーexが盤面に必要ですが、ベルトがあれば最悪1体のワナイダーでも220点出せる可能性が残り、また2体いればレッスンスタジオかベルトのどちらかで良いという点が非常に優秀です。アルギラとルギアが環境の上位に残り続ける限り、おそらくベルトの方が優秀であろうと思われます。

メタモン(へんしんスタート)

 メタやシステムのためにタマンチュラ以外のたねポケモンが多く、スタートで事故るのがこのデッキの欠点なので是非採用したかったカード。削る枠思いつかなかったのと大会までに用意出来なかったのでたまたま不採用に。バトル場でしか働かない特性だから確かにスタート率は上がるけど結局雀の涙程なのかもしれない…。とはいえイキリンコになれるカードでもあるので諸説。今リスト眺めて思ったけど多分削るなら博士1枚削ってメタモンかなあ。

ゾロアーク(げんえいへんげ)

 ワナイダーexやビーダルなど1進化がメインなので採用しうるカード。ゾロアークがいればドラピオンVをグラエナに差し替えることもでき、スタートの事故率も減らすことができます。しかし特性発動の際、着いているカードをトラッシュしてしまうため後続のアタッカーとしては置いておけません。また、ワナイダーは現物がベンチにいることが重要なので、今回は採用を見送りました。

 

 

環境デッキに対する立ち回り

サーナイトex

 序盤から動いてくるデッキではないので、その間にサイドを稼ぎます。できればワナイダーexを3体並べたいので、序盤からタマンチュラを並べて中盤から終盤に備えます。アルカナシャインのサーナイトが殴り出してくるあたりのタイミングで、ボスと3体以上のワナイダーexが揃っているとかなり理想的です。250点以上出せる状況(ワナイダーex3体+レッスンスタジオ、かがやくリザードン)でサーナイトexをバトル場に呼び出すと、サーナイトexはほぼバトル場から逃げられないのでサイドの先行ができます(それを躱すことができるスイッチャーサーナイトはキツいです)。その他の勝ち筋としてLOがあります。前回の記事の通りマナフィやかがやくゲッコウガを縛って勝つプランです。ただし相手の場にアルカナシャインのサーナイトがいる場合、必要枚数の逃げエネがバトル場のポケモンに着く可能性があるのでタマンチュラで「しばりつける」を撃った方が良いです。バトル場のポケモンがきぜつしそうになる前にベンチでワナイダーexを揃え、250点以上出るタイミングで前述の通りサーナイトexを呼び出すプランに移ることもあります。

・ロスト系統

 どのデッキタイプでも大体厳しいです。ヌメルゴンだとギリギリ五分あるかないかくらい。ワナイダーexが多く並んでると意外とバトル場のキュワワーを逃がせない…的な展開がないでもないので頑張ってナンジャモ連打してあとはお祈りです。

アルセウスギラティナ

 先攻の場合、相当有利です。多くの場合バトル場にアルセウスVがいる状態で番が返ってくるので、このアルセウスVを取るところからゲームが始まります。相手がトリニティチャージから入ってきた場合はギラティナVから取るとほぼ勝ちに近いです(相当上振れなければできませんが)。こちらは相手のポケモンVをほぼワンパンできる上、終盤になればかがやくリザードンポケモンVSTARでもワンパンなので2-2-2を通すのが1番手っ取り早い勝ち筋です。ただ雪道が多投されているデッキなので、例え雪道を割れるとしてもスタジアムを安易に出さないプレイングをします。例えば雪道を割れたとしてもワンパンできないのであればスタジアムを消費するうまみもそこまでないので、ここぞという火力を出せるターンにスタジアムを割る動きを心がけます。理想は3体以上のワナイダーexとかがやくリザードンを盤面に置いて、どちらでもワンパンできる状況にすることです。逆に後攻の場合相当厳しいです。ギラティナVSTARの始動が早いのでできる限りこちらから先殴りできるよう序盤からボスが必要になります。ギラティナVSTARが殴るターンは裏が育たないので、どこかでアルセウスVSTARがバトル場に出てきます。そのタイミングで裏のポケモンVを狙う等の動きを通せてギリギリ互角くらいです。

・ルギア

 ほぼ先攻後攻の有利不利や立ち回りはアルギラ対面と変わりません。先攻取ったら死ぬ気でルギアVを落としに行きます。白と一撃で中盤の立ち回りが異なります。白ルギアの場合、終盤のアヤシシVをケアするために可能な限りアーケオスを落とします。一撃ルギアの場合、中盤ではバンギラスVがワナイダーexをワンパンしてくるため毎ターン手貼りできるようにし、できなければキバナを抱えるプレイングをします。どちらの対面においても、逃げエネを消費させて常にジェットエネルギーを要求することが重要なのでワナイダーexは常に3体欲しいところです。

・パオジアンセグレイブ

 かなり厳しい対面です。パオジアンがほぼ確実にワナイダーをワンパンしてくるので、そのペースにこちらもついていかなければいけません。そのためにはレッスンスタジオはかなり重要なカードになります。しかし火力を出すためにワナイダーを並べれば今度はパルキアVSTARがこちらをワンパンしてきます。かがやくゲッコウガのケアでマナフィもベンチに置かないといけないため相当苦しいです。パオジアンのワンパンを狙う際ポケモンV対面と違いこだわりベルトが当たりにならないので再現性も低く、またセグレイブのせいで全員がアタッカーになりうるデッキであるためLO戦法も通用しません。終盤手札が足りなければスーパーエネルギー回収からの高火力という流れも難しくなると信じてナンジャモ連打してお祈りします。

・ミュウ

 やることは昔からほぼ変わりません。序盤は例えサイド先攻されても我慢し、ミュウVmaxにドラピオンVを当てるところからゲームスタートです。最近のミュウにはコオリッポ採用が多く、手貼りでしか育たないタマンチュラがポコポコきぜつしていくので、早い段階でマナフィはベンチに出します。ビッパをベンチに置いておくとダイナミックテールのダメージを吸ってくれるので、僅かながらドラピオンVに対する要求が上がります(対戦したミュウ使いの人に教えてもらいました。にわかなのでマジで知らなかった)。

 

 

おわりに

 新弾で悪テラスリザードンが発表されたので正直今後のワナイダーはかなり厳しいとは思います。ただ2進化で中間進化もそこまで強くないので安定感に欠ける点と、序盤のアタッカーがエンテイVならワナイダーでもワンパンなので流行する構築によってはワンチャンあるかな…。新環境に向けてのワナイダーの構築も考えつつ、151で当てたSARフーディンexの構築を考えていきたいですね。いい加減ロストに当たるのも面倒なのでロストにガン有利なデッキも組んでみたいところ…。

 近々面白そうな自主大会もあるので次回の更新はそれになるかも。それでは~。