大学からとんぼがえり

ポケモンのことについてつらつらと。

【ガッシュTCB】ペンダラム・ファルガワンキル

 

 僕は既に公開している作品のネタバレに対して鑑賞していない人間が怒る権利は無い派閥に属しているのでここに書きますが、ガッシュ2最新話良かったですね。ザグルゼムでやりくりしていた頃のガッシュと清麿が戻ってきたようで嬉しいです。また連鎖のライン整えてほしい。どうもゆっけです。8冊目となりますが新しい魔本ができたので更新です。今回の構築はおもしろ寄りです。堅いデッキと一発ネタよりのデッキを交互に作っているの、完全にフライゴンGXの頃とやってること同じだな………まあおんなじようなデッキ作り続けるのも面白くないのでこうなるのは必然でしょう。

 

 

 

 

コンセプト

 今回のコンセプトはずばり、ワンターンキルです。ポケカの毒ワンキルみたいなしょうもないギミックとは違い、ガッシュカードは最初から最後まであらかじめカードの順番を決められるゲームであるため、上手くカードを配置すれば先攻で大ダメージを相手に与えることができます。実際にバベルガ・グラビドンによるワンキル構築も存在します。

 この構築では、5コスト以上で術を使用した場合相手のかばうを封じるブラゴ《容赦なし!》で、シェリー《黒き強い力》によって強化されたバベルガ・グラビドンを撃つことで、かばえない4ダメージを4回与える16ダメージによって相手の魔本を一気に削りきるギミックが採用されています。正直ワンキルするならこのギミックが一番必要パーツも少ないし優秀だと思います。ワンキルしたいみなさんはこのギミックを使いましょう。今回はバベルガワンキル以外にも実用性を限りなく高めたワンキル構築を作りたい!ということで考察を始めます。

 

 

ギミックの詳細

ワンキルに適した術

 ということでバベルガ・グラビドン以外に構築のメインとなる術を検討していきます。求められる性能としては、もちろんダメージが大きいこと、さらに複数回のダメージを与えられるということです。複数回ダメージを与える術はダメージアップと相性が良く、前回使用した「共闘」+ガンズ・バウレン&ガレ・コファルのように使用回数分のダメージを追加で与えることができます。また、大ダメージに対して強い「カードバトルforGBA」は単発のダメージであればほぼ必ず防ぐことが可能ですが、複数回の攻撃であれば一回防がれたとしてもさらに追加でダメージを与えられる可能性があります。いくつか候補がありますので性能を確認していきます。

・ディガン・テオラドム

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 ゾフィス採用魔本であればこの術がほぼ確実に最終ページに選ばれると言っても過言ではないハイスペックな術。3ダメージを4回使えるため12ダメージと決まればほぼ決着級の性能です。しかし4回ダメージを与えるのではなくあくまで4回使うことができるテキストなので、都度コストが必要になります。元のコストは8なのでそのまま使おうとするとかなりのコストが必要です。「新しい熱き何か」などでコスト軽減して使おうにも大抵1回しか使用できず、4回使用できる本来の術の性能を活かしきれません。そのため使うとすればワンターンキルではなく爆速で魔本をめくって最終ページに辿り着き、ワンショットキルを狙う構築になりそうです。実際存在するので紹介します。

・ファノン・リオウ・ディオウ

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 9コストで3ダメージを3回与えるリオウの作中最大術。リオウにはリオウS《いたぶり》や、パートナーであるバニキス・ギーゴー《中の人》によるダメージ追加があるので、リオウ単体の採用でも15ダメージ出せる点が優秀です。バニキスには他にも《ファウードの栄養液》で一気にMP補充する手段もあるのでワンキルの際のMP問題も解決できます。ただリオウSは中級カードであるため通常の魔本めくりでは先攻1ターン目で到達することはできません。また合計ダメージは優秀なものの3回ダメージであるため、他の術と比較すると「カードバトルforGBA」で止まる可能性が高いです。とはいえ自己完結している要素も多く優秀なアタッカーと言えるでしょう。

・ペンダラム・ファルガ

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 5コストで1ダメージを5回与えるパムーンの強力な術。これまで紹介した術全てと比較して総ダメージが最も低いためダメージ強化が必須のカードです。しかしダメージを与える回数が最大であり、ダメージ強化の効率が最も高いです。また回数が多いということは、前述の通り「カードバトルforGBA」を貫通できる可能性が高いということでもあります。総ダメージが低い分これまでの術と比べてもコストが低い点も優秀です。パムーンにはリオウと同様《若さ故の過ち》やパートナーであるシェルビィ《老騎士》によってMP補充を自身で行うことができます。このMP補充は直接MPを増やすわけではなくパムーンにMPカウンターとして乗せるため、相手のMP枯渇の効果を受けないという点が地味に他のMP補充とは差別化になります。一応パムーンにも石版魔物四天王でダメージを上げる方法があるにはありますがリオウSと同様中級カードなので通常の魔本めくりでは先攻1ターン目で到達することはできません。何らかの方法でダメージを上げることが必須になるでしょう。

 

 それぞれ長所・短所ありますが、今回は貫通力の高さを評価してペンダラム・ファルガを採用することとしました。

 

必要な要素

 もちろんただペンダラム・ファルガを撃つだけではワンキルできませんし、なんなら上級術なのでそもそも普通には撃つことすらできません。ということでワンキルするために必要なパーツを考えていきます。

〈必須の要素〉

・任意の術の使用

 上級術を初手から使うには必須のギミックです。まず第一の候補としては「新しい熱き何か」です。

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 任意の術を使えるだけでなくコストを下げることも可能なので採用筆頭候補です。しかしこのカードもまた上級カードなので、効果で任意のイベントカードを使えるナゾナゾ博士《賢者の謀》などとの併用が前提になります。

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 その他の候補としては金色の超呪文が挙げられます。

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 こちらは術の使用のみならず、魔力とダメージの増強も可能です。非バトルの術なのでジャマーもほぼ受けない点も優秀です。しかし中級術なので基本的には初手から使うことはできず、術であるが故に使用法も限定されています。それこそ「新しい熱き何か」から使用するくらいでしょう。コスト軽減の効果が無いことにも注意が必要です。

・ダメージ上昇

 ペンダラム・ファルガはそのまま撃てば5ダメージとワンキルには程遠く及びません。5回使える仕様上ダメージ効率は良いですが、+1で10ダメージ、+2で15ダメージなのでやはりダメージを+2はしたいところです。アタッカーの種類を問わないダメージ上昇効果としてはブラゴ《嘲笑》が候補に上がります。

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 場を空けつつダメージ上昇できるので非常に優秀です。他には前項でも触れた石版魔物四天王や、金色の超呪文がありますがこれらはどちらも中級カードです。また石版魔物四天王はS魔物なので呼び出しも不可能です。先攻1ターン目で呼び出すとなるとほぼ不可能でしょう。

・ダメージ貫通

 そもそも5回攻撃の時点で貫通力は充分ですが、かばわれてしまうとワンキルができません。相手にかばわせない方法として、パティ《涙のリグレット》が候補に上がります。

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 ブラゴ《嘲笑》と同様にアタッカーの種類を問わずターン中相手のかばうを封じます。一応「ナオミちゃん」などのイベントカードで同様の効果を得ることはできますが、イベント権は基本的に「新しい熱き何か」のような強力なイベントカードをに取っておきたいので、イベント権を消費せずかばうキャンセルできるパティは非常に優秀と言えます。

・MP確保

 展開、術の使用のためMPを補充する必要があります。前項の通りパムーン《若さ故の過ちやシェルビィ《老騎士》によってMPを稼ぐことができます。

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 特に《若さ故の過ち》は捨て札にある魔物と同じ数のMPカウンターを0から稼ぐことができるので、前述の「捨て札にする→」魔物の効果と相性が良いです。

・魔本をめくり

 ワンキルを決めるためには必要札が多く、見開きのカード2枚ではとても足りません。そのため魔本をめくるカードを採用し、使えるカードの枚数を増やす必要があります。候補としては、最早常連カードと言っても過言ではないキャンチョメ《あふれる希望》でしょう。

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 「場にある」効果なのでジャマーもほぼ受けず、MP補充も可能です。またパートナーのフォルゴレも優秀であり、《イタリアの英雄》や《テーーン‼︎》などで更なるMP補充も可能です。

・展開

 かなりの枚数のカードを展開する必要があります。「スカイダイビング」でも最大3枚までしか展開できず、またイベントカードであるため「新しい熱き何か」と競合になってしまいます。イベント権を消費せず、また多くのカードを展開できる手段としてミンフェイ・ミミルグが採用筆頭候補です。

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 以前も紹介したカードですが非バトルの術でジャマーを受けにくく、同ターン中の使用の制限もないため複数回ミンフェイ・ミミルグを使うことで必要なカードを展開可能です。

〈あったほうが良い要素〉

・妨害対策

 効果によって他のページからカードを呼び出したり効果を使う以上、相手のアポロ《自由人》が最大の障壁になります。また「このカードを捨て札にする→」を多用するため、相手のココ《膠着》によって魔物を捨て札にする行為を封じられればワンキルは決まりません。さらにアルベール《いくぜレイラ》、パルコ・フォルゴレ《世界のスター》など出したターン中の効果を封じるカードなども脅威です。また、ワンキルのためステイ効果を多用するので当然チェリッシュやリーヤVSザルチムをはじめとしたステイ解除にも弱いです。まずは全てのカードの対策になるゴーレン《悪夢》を採用すべきでしょう。

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 場を空けながら相手の最も厄介なカードを無力化できます。ただゾフィスやキャンチョメに対してはパートナーが着く前に石版状態にする必要があるので注意が必要です。またワンキルを通すにあたって厄介なのが相手のバルカン四代目です。パティでかばえない状況を作ったとしても無条件でかばうことができるため2回分のダメージを吸われてしまいます。除去としては万能なのは「黒い覇道」ですがイベントカードなので「新しい熱き何か」との共存ができません。ここで採用したいのがウルル《やれやれだ》です。

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 除去対象が魔物以外かつ「場にある」効果を持つカードとかなり限定的なので汎用性は高くないですが、バルカン四代目を除去できるのが非常に優秀で、その他前述の厄介な「場にある」効果を持つパートナーも除去可能です。またキャンチョメを採用しているので万能の無効化であるパルコ・フォルゴレ《必死のフォルゴレ》も採用したいところです。

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・イベント確定使用

 展開の多くを非バトルであるミンフェイ・ミミルグで行うのでこれはほぼジャマーされませんが、術を撃つための「新しい熱き何か」をジャマーされればそれまでの展開も全て無意味です。後手ならともかく、先攻1ターン目でも「バンザーイ」や魔物・パートナーの効果で意外とイベントカードはジャマーされます。イベントカードを通すにあたっては相手のジャマーを封じるという方法もありますが、より直接的で広い範囲に対応できる効果を持つキャンチョメ&キッド《うわぁぁぁぁ!》がいます。

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 ジャマーを防ぐことができるのはもちろん、ティオ《守りの陣》のように使用を封じる効果も無視してイベントを通すことができます。ステイ効果なのでチェリッシュなどの解除に弱いですが、ゴーレンによって対策ができています。

 

 

具体的な展開

 ということで実際どのように先攻ワンキルを決めるか解説していきます。それぞれの行動と、行動終了時のMPも合わせて流れを紹介します。使うページはゴーレンとミンフェイ・ミミルグ、めくった先が見開きミンフェイ・ミミルグ2枚となっています。

 

①スタートフェイズでめくってワンキルのページに向かう(先攻1ターン目はめくってもMPは増えません)…MP2

②ゴーレンを出し、効果使用。ミンフェイ・ミミルグでキャンチョメ、パルコ・フォルゴレ《イタリアの英雄》、ブラゴを出す…MP1

③ブラゴの効果を使用。フォルゴレの効果でMP+3、キャンチョメの効果でMP+2し、1枚めくる…MP6

④ミンフェイ・ミミルグでキャンチョメ&キッド、パティ、ナゾナゾ博士を出す…MP5

⑤キャンチョメ&キッド、パティの効果を使用…MP4

⑥ナゾナゾ博士の効果を使用し、「新しい熱き何か」から金色の超呪文を使用…MP3

⑥ミンフェイ・ミミルグでパムーン、パルコ・フォルゴレ《必死のフォルゴレ》を出す…MP2

⑦パムーンの効果でMPカウンターを4つ(この時点でゴーレン、ブラゴ、パティ、キャンチョメで4体)乗せる…MP6

⑨ブラゴ、金色の超呪文の効果で3ダメージ5回、パティの効果でかばえないようになったペンダラム・ファルガで15ダメージ…MP1

 

 全て決まれば相手の魔本を最終ページまで押し込むことができ、ほぼワンキルです。展開の流れとしては一例で、相手の盤面によっては展開の順番を変えつつ《必死のフォルゴレ》のところをウルル《やれやれだ》などにして対応も可能です。攻撃直後のページにはバルカン四代目、後半のページに「カードバトルforGBA」を配置することで相手の最終ページの術をほぼ受け切ることができ、そのままエンドフェイズを迎えることで勝つことができます。先攻1ターン目より後でワンショットを狙う場合はめくりでMPを増やすことができるため、フォルゴレの効果を自分のMP補充ではなく相手のMP枯渇に使って妨害に回すことで攻撃を通しやすくすることも狙えます。

 

 

構築

  ページ数   ページ数  
スタート     1 モモン《逃げの一手》
攻防 2 バンザーイ 3 キャンチョメ《あふれる希望》
攻防 4 ガッシュ・ベルVSティオ 5 アムロ
攻防 6 フライング・ビート 7 アムロ
攻撃 8 ゴーレン《悪夢》 9 ミンフェイ・ミミルグ
攻撃 10 ミンフェイ・ミミルグ 11 ミンフェイ・ミミルグ
防御 12 バルカン四代目 13 ナゾナゾ博士《賢者の謀》
めくり 14 ブラゴ《嘲笑》 15 パムーン《若さ故の過ち
めくり 16 パティ《涙のリグレット》 17 ウルル《やれやれだ》
攻撃 18 金色の超呪文 19 石の呪縛
防御 20 パルコ・フォルゴレ《イタリアの英雄》 21 オラ・ノロジオ
攻撃 22 最後の抵抗 23 キャンチョメ&キッド《うわぁぁぁぁ!》
攻撃 24 ペンダラム・ファルガ 25 ペンダラム・ファルガ
防御 26 パルコ・フォルゴレ《必死のフォルゴレ》 27 カードバトルforGBA
攻撃 28 僕の王様 29 パルコ・フォルゴレ《イタリアの英雄》
めくり 30 わたしのブラを離しなさい 31 新しい熱き何か
攻防 32 ペンダラム・ファルガ    
各種カード解説

 デッキが8個目ともなるとほぼ既出のカードばかりになってきました。初出のカードを紹介します。

ガッシュ・ベルVSティオ

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 ガッシュ・ベル《伝導のエレメント》を除去するために採用。ガッシュを含むVS魔物なら正直何でも良いのですが、今回はこちらを採用しました。理由をつけるとするなら、ティオには術・パートナー共に防御に優れており後攻を取った際ワンキル前に除去可能ならしておきたいということが挙げられます。また効果もそこそこ汎用性があり、相手のMPが6以上になった時MPを0にできます。相手の盤面にガッシュもしくはティオがいる前提ですが、こちらのようにワンキルしようとしている動きに対してMPを0にすることで妨害も可能です。

・ペンダラム・ファルガ

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 ワンキル時に使う方と違い、5回使用によって連続ダメージを出す術です。ワンキルで使わないならこの5回使用の方が優秀かと思います。「最後の抵抗」との相性も抜群で、0コストで10ダメージというガンズ・バウレンやガッシュ・ベルVSリオウもびっくりのコスパになります。

 

想定するターンの動き

 既に紹介したワンキルの動き以外について解説していきます。

・1〜5ページ目

 対面がテッド《ファイティングポーズ》、ガッシュ・ベル《伝導のエレメント》もしくは後攻の時使うページです。確定で先攻を取られるテッドの場合はもちろん先攻ワンキルは不可能です。また伝導をケアするだけなら2ページ目からワンキルに入れるよう配置しても良いのですが、後攻を取った場合やそれこそ相手がテッドスタートの時に完全に裏目になってしまいます。これらの状況に対応するためのページです。対面テッドの場合、相手は確実に先攻を取った上で撃ちたいイベントカードのある場合がほとんどです。そのため初手から使える「バンザーイ」でイベントをジャマーします。対面が伝導の場合、キャンチョメでページをめくった後ガッシュ・ベルVSティオで除去します。そのまま盤面に残しておくと展開の邪魔になるのと、キャンチョメはワンキルの際魔本をめくるという役割があるため、アムロンで2体とも回収します。

・6〜7ページ目

 このページも基本的には使いません。先攻取った上で対面が伝導だった時、やむなくこのページを使うといったところです。伝導を採用している構築は大抵2体目も採用しています。2体目が出てきた場合は前のターンにアムロンで戻したガッシュ・ベルVSティオをフライング・ビートで再び場に出して除去し、アムロンで魔本に戻します。自分のターン開始時に伝導が場にいないという状況を確実に作りたいためこのようなページ構成です。

・8〜11ページ目

 ワンキルのページです。前項で紹介した通り動きます。ゴーレンのみ現物をこのページに配置していますが、これは《自由人》対策です。先攻を取れず後攻からワンキルを狙う場合、先攻1ターン目でロップスと《自由人》を揃えられるとゴーレンを呼び出すことすらできなくなってしまいます。今のページから直接出すことでロップス諸共《自由人》を無効にし展開します。それ以外の妨害が揃っている場合は先にパティとウルルもしくは《必死のフォルゴレ》から出して、展開の障害となるカードを除去・無効化します。

・12〜13ページ目

 ワンキルが決まっていれば相手は最終ページです。相手の攻撃を確実に防ぐためバルカン四代目を出します。

・14〜17ページ目

 めくりページなので使いません。次のターンにむけてMPを補充します。

・18〜19ページ目

 金色の超呪文はこの手のプロモカードにありがちなゲーム中1回の制限がありません。めくってMPを確保した後、再び金色の超呪文からペンダラム・ファルガを撃ちます。このページを使っているということはゲームが続いているということであり、相手の魔物も展開されているということになります。厄介な魔物を石版状態にしたり、こちらの魔物を石版状態から回復させるために「石の呪縛」を使います。「石の呪縛」はスタンバイさせるだけでも強力な効果なのでとりあえず使い得です。

・20〜21ページ目

 22ページから「最後の抵抗」による攻撃のターンなので、ここをめくり飛ばされるのは避けたいところです。《イタリアの英雄》でMP確保しつつオラ・ノロジオで相手の攻撃を無効化します。バルカン四代目と「カードバトルforGBA」は貴重な防御手段なので極力温存したいです。

・22〜25ページ目

 キャンチョメ&キッドでジャマーされない状況にしつつ「最後の抵抗」を使用し、24〜25ページのペンダラム・ファルガを0コストで10回使用します。

・26〜27ページ目

 《必死のフォルゴレ》は既に使っている可能性が高いですが、余っている場合は妨害に使用します。次のページ以降めくられると魔本をもどす手段も無くなるので、「カードバトルforGBA」で防ぎます。

・28〜29ページ目

 「僕の王様」から「わたしのブラを離しなさい」を使用し、24〜25ページ目に戻って見開きのペンダラム・ファルガで攻撃します。このターンだけでも全ての行動を通そうとすれば11コスト必要なので、無理にコストをかき集めて10回撃つ必要はないと思います。まあ6回でも撃てればガンズ・バウレンと同じなので充分です。《イタリアの英雄》はお互いのMP、魔本の残りページ数を考慮して妨害に切るかこちらのMP補充に切るか判断します。

・30〜31ページ目

 めくりページなので使いません。《賢者の謀》から使う「新しい熱き何か」と、「僕の王様」から使う「わたしのブラを離しなさい」をここに配置します。

・32ページ目

 ワンキルに使用するペンダラム・ファルガの方が魔力は高いため、最終ページに配置します。

 

 

弱点およびそれに対するプレイングと改善点

 基本的にワンキルが通れば勝てる前提の構築なので、ワンキルを妨害してくる展開が厳しいです。前項でも述べた通り、ゴーレンと《必死のフォルゴレ》で妨害しつつワンキルを通すように構築を組んでいます。これらでも対策が難しい弱点について列挙します。テッドと伝導については重複するため省略します。

・キース《歓喜の歌》

 《歓喜の歌》を解除する方法は非常に限られており、実用性があるのはチェリッシュやリーヤVSザルチムといった相手の効果に関わらず使える解除効果です。これらのカードを使って《歓喜の歌》を解除する場合、ワンキルするにあたって場に残る点が問題になります。魔本のスペースやコストを考えるとアムロンを撃ちながら《歓喜の歌》下でワンキルを決めるのはほぼ不可能と判断しました。場を埋めないステイ解除としては何度か紹介したアース《修正する力》があります。このカードもまた魔物の効果が使えない時にも使用可能で、かつジャマーされないという優秀な効果を持ちます。しかし解除できるのは術・魔物の効果・パートナーの効果の使用を封じる効果のみで、イベントカードについては解除できません。そのため《修正する力》を使っても「新しい熱き何か」を使えずワンキルにはやはり届きません。ということでキース対面ではワンキルを諦め、1ターン目を渡してからワンショットを狙います。一応相手の妨害を越えるためのカードは色々用意しているのと、ターン経過とともに相手も魔本をめくっているので、15ダメージでワンショット可能なはずです。

・ステイ効果による無力化

 《歓喜の歌》が厳しいのにも繋がりますが、ステイ解除の効果を持つ魔物を採用していないため相手のステイ効果による無力化が辛いです。ごくたまにある2〜3ページ目に「およしになっておとのさま」が入っている構築だと完全に詰んでしまいます。特にパムーンに対して術使用不能のステイ効果をかけられるとかなり苦しい展開になります。最近チェリッシュを採用している魔本ばかり作っていたのでいざいなくなると偉大さを痛感しますね…。

・魔界学校の校長

 自分・相手のターンを問わず初手から魔物破壊できるカードはおそらくこのカードのみです。厄介な効果は《必死のフォルゴレ》で止める予定ですが展開終了後にフライング・ビートなどからこのカードが飛んできてパムーンが取られるとかなり厳しい展開になります。フライング・ビートなど展開系の効果を持つカードが相手の場に出た場合、先に《必死のフォルゴレ》を構えておく必要があります。

 

 

おわりに

 テッド、キース、伝導、初手およしなど止まる条件はそこそこありますが、それ以外ならほぼワンキルが決まります。作る前は止まる条件結構あるせいでまああんま決まんないだろ…って思ってましたが実際作ると思ったよりハードルは高くなく、ガッシュカードにおけるワンキルはネタじゃないなと感じました。今後魔本を作るときはワンキルもケアして作ろうと思います。

 毎回言ってそうな気がしてきましたがいよいよネタが尽き始めてきました。前回も述べたようにゼオンSとか、ウォンレイ+レイラとか、石版魔物とか、気になるテーマはあるにはあるんですが大体先人が良いデッキ作ってるんで二番煎じになりがちです。ただ劣化のデッキ作っても面白くないので何とか新規性を見出しつつ構築を考えていくとどうしても時間がかかってしまいますね。論文書くときもみんなこんな感じなのかな。まあこのデッキもバベルガワンキルの劣化といえばそうなんですが、ギリ攻撃回数の多さで差別化できているということでなんとか許されたい………。そろそろガッシュカードを始めて1年が経とうとしていますが、この間手に入れた銀の魔本にふさわしいデッキを1年の集大成として作りたいところです。

 ポケモンカードはCL以来全くやってませんが、シティがそろそろ近いので次はその記事になりそうです。何故か結局いまだにサーナイトが強い環境のようで全くやる気が起きません。なんかロケット団のカードはたくさん出ましたがトレーナーのポケモンはもう出ないのでしょうか。正直もうフライゴンexしんどいから早くキバナのフライゴンex来てくれ……頼む……。ということでまた次回の記事で。それでは〜〜〜〜〜。