労働始めて半年が経ちました。どうもゆっけです。
突然ですがみなさん、こんなことで困ったことありませんか?
「初めて聞く呪文の効果がわからない」
そう、例えば新しい呪文が出た時効果が予想できなくて唱えられず、戦闘でぶっつけ本番なんてことありませんか?
自分の呪文ならまだ練習の機会がありますが、戦闘中なんて相手の呪文はほぼ初見でしょう。聞いたことのない呪文を唱えられ、相手に本を燃やされかけたこと、ありませんか?
魔界の言語は確かに人間界のどの言語にも当てはまらない未知の言葉ですが、よく観察してみるとある程度の法則がうかがえます。特に拡張子に注目すれば多くの呪文の効果を予想することができます。
今回の記事では初心者本の持ち主(パートナー)のみなさんにむけて、呪文の法則について解説していきたいと思います。
※以下の考察は筆者の独断と偏見によるものです。ご了承ください。
※基本呪文については複数の魔物の術で同じ効果を確認できた場合、術のランク・拡張子については複数の呪文で同じ効果を確認できた場合、それらを法則として認めることとしています。
以下常体。
1.基本呪文
魔物の子が習得する呪文にはナンバリングが存在し、一番最初に覚えている呪文から「第〇の術」と呼ばれる。この「第一の術」(以下基本呪文と呼ぶ)を修飾する形で呪文は変化・強化されてゆく。
この基本呪文はそれぞれの魔物に特有のものが多く、基本呪文だけでは術の効果を推測することは難しい。しかしながら、複数の魔物に共通する基本呪文も存在し、また他の魔物の基本呪文がまた他の魔物の上位呪文の中に組み込まれるパターンもあるため、一部紹介しておく。
・ギコル…氷雪系の術。レイコム、フリガロ、カルディオが使用。
・フリズド…同じく氷雪系。レイコム、フリガロが使用。
・ジュロン…樹木系の術。スギナ、ポッケリオが使用。
・エムル…火炎系の術。ウマゴン、キクロプが使用。
・ビライツ…光線を放つ。ロブノス、エルジョが使用。
2.呪文のレベル
魔物が使う呪文には強さの級・ランクが存在する。
・初級呪文…基本呪文~ガ、ゴウ系の上ランク呪文まで。
・中級呪文…テオ等の拡張子がつく呪文など。
・ギガノ級…そのまんま。
・上級呪文…ディオ、ディ、オウ等の拡張子がつく呪文。
・ディオガ級…ディオガ、オウ等の拡張子がつく呪文。
・シン級…シンの拡張子がつく呪文。
基本的に初級から級が進むほどに呪文の強さは上昇する。例外として呪文に補正がかかっている魔物は低級の呪文で上級の呪文を打ち破ることもある。
3.拡張子
今回の本題。こっからがクソ長い。拡張子の分類は困難だが筆者の主観で分類わけしてみた。
①拡張子そのものが術の効果の主体を表すもの
・シルド(シル、ルド)→防御
例…ラシルド、レルド
・ルク→肉体強化
例…ラウザルク、シュドルク
※制御不能の肉体強化呪文としてギルガドム(ギルファドム)・バルスルクがある
・ジオ→回復
例…サイフォジオ、ジオルク
・ラ→反射
例…ギガ・ラ・セウシル、ラ・ロボガルグ
・コ→縮小
例…コポルク、コブルク
・フェイ→飛行
例…ミンフェイ・ミミルグ、フェイ・ファルグ
・ウル→速度上昇
例…ウルソルト、リア・ウルク
※ジガディラス・ウル・ザケルガのウルは王族を意味する。ラ〇ュタのパクリ
・バオ→爆発
例…グランバオ、べギルバオ
・アム→腕
例…アムロン、アム・バスガルク
・ナグル→拳
例…ドラグナー・ナグル、アム・グラナグル
・スプ→術の消滅
例…スプリフォ、フォウ・スプポルク
・グル→術の強化
例…チャーグル、ザグルゼム
・ボルツ→重力場の発生
例…ボルツ・グラビレイ、ニューボルツ・マ・グラビレイ
・ボル→分身(幻)
例…ボルセン、ボルク
・ブル→分身(実体)
例…ディマ・ブルク、レリ・ブルク
②術の効果に性質を加えるもの
・ラージア→範囲拡大
例…ラージア・ラディス、ラージア・ザケル
・バ→全方位
例…バ・スプリフォ、バ・ランズラディス
・セン→発射
例…ゼルセン、ガデュウセン
・ガル→回転
例…ガルファノン、ガルバビオン
・レード→回転と斬撃
例…リュウスレード・キロロ、レード・ディラス・ザケル
・ガン、ガンズ→連射
例…ガンレイズ・ザケル、ガンズ・ラギュウル
・バーガス→複数同時攻撃
例…バーガス・グノビオン、バーガス・ファーロン
・アーガス→全方位防御
例…アーガス・アボロド、アーガス・ファノン
・オル→操作
例…オル・ウイガル、オル・ミグルガ
・オルダ→複数操作
例…オルダ・ビレイロン、オルダ・アクロン
・ジャス→地中貫通
例…ガンジャス・ネシルガ、エイジャス・ガロン
③術の形状を変化させるもの
・クエア→板状・四角形
例…クエアボルツ・グラビレイ、クエア・スプリフォ
・エクセレス→エックス状
例…エクセレス・ザケルガ、エクセレス・ファルガ
・リオル→螺旋状
例…リオル・レイス、リオル・ラドム
・ドル→ドリル状
例…ドルゾニス、ドルギニス
・ソルド→剣状
例…シドナ・ソルド、ソルド・ザケルガ
・キロロ→鎌状
例…アクル・キロロ、キロロ・アムべギル
・ロン、ロンド→鞭状
例…ロンド・ラドム、ロンド・ガデュウ
・オウ→生物系
例…バオウ・ザケルガ、ゴライオウ・ディバウレン
拡張子の意味を理解すればおおよその術の効果を推測することができる。例を挙げると、
・フェイ・ミウルク→フェイ(飛行)+ウル(速度上昇)+ルク(肉体強化)
・ラージア・ゼルセン→ラージア(範囲拡大)+セン(発射)
・アム・ラ・ゾルク→アム(腕)+ラ(反射)+ルク(肉体強化)
いかがだったでしょうか、上記の法則は魔物の呪文の法則を全て網羅できているわけではなく、未だ法則性のつかめない呪文も少なからず存在しますが、基本呪文・術のランク・拡張子の3つをおさえれば初見の術でも効果を予測できることがわかっていただけたかと思います。これで戦闘中に聞いたことない呪文聞いても大丈夫!暗記なんかせんでええ。呪文は類推や!(魔界の王ゆた〇ん)
は?
終
制作・著作
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