大学からとんぼがえり

ポケモンのことについてつらつらと。

【ポケカ】フライゴン②

 

 「ウルトラマン見たことないけどシン・ウルトラマン観てきた」、私の好きな言葉です。どうもゆっけです。シン・ウルトラマン、最高の映画でした。上映終わる前にもっかい観に行きたいし一生M八七聴いとる。まだ観てない人類は頼むから観てきてくれ。

 シン・ウルトラマンの感想とか考察は僕より文才があって頭のいい方々がもう語りつくしているので今回の更新は別にウルトラマンの話ではありません。今回の更新もこいつの話。

出したとき大体収録弾聞かれるけどスタートデッキ100だよ

 

 

 

 

前回からの変更点

 調整と環境の変化を踏まえ、できた構築がこちら。

 前回からの変更点を述べると、

ビブラーバ…1→0

 ふしぎなアメを節約できる点は評価できますが、基本的にこのカードは有利な状況を強めるカードで、状況を変えるカードではなく贅沢品だな…と感じたため泣く泣く解雇。後述する水エネルギーの採用により、インテレオンがアタッカーとして参戦できるようになったため役割が薄くなったのもあります。しいて言うならワザ「するどいはね」が30点闘エネ1でガラルドガースをワンパンできるという活躍を見せたこともありますがまあその程度なので…。

マナフィ

 ジェネリック(正しくは違うけど)連撃ウーラオスことかがやくゲッコウガ対策のために採用。HP70であること以外すべてが弱くて、ベンチバリアのミュウがいかに優秀だったか思い知らされます。

・スーパーボール→クイックボール…2

 ユウリに序盤の展開を任せているとはいえ、そもそもユウリを撃つためにうらこうさくが必要であることがほとんどなので、メッソンを立てるために採用。3枚以上は終盤に腐ると感じたのでこの枚数に。逆に言うと終盤以外全部強いし、レスキューキャリー使い終わった後でもふつうのつりざお→クイックボールでマナフィ再展開もできるしなんで採用してなかったかわからん。エアプ?

・ツールスクラッパー…1→0

 もともとレックウザや黒馬バドレックスなどのふうせんを多投しているデッキに対し採用していましたが現環境でそんなデッキは存在しないので贅沢品やな…となり不採用。おおきなおまもりを剝がしたい時もめちゃくちゃありますがそれよりも枠の都合を優先しました。最悪ふうせんが着いたとしても裏呼んでサイド取りに行きましょうの精神。

・キバナ、基本水エネルギー、ともだちてちょう(ボスの指令…2→1)

 新しく環境に入ってきたパルキアVSTARをフライゴンは基本的にワンパンすることができないので、普通に戦っているとサイドレースで互角な上、こちらは2進化である都合でふしぎなアメ等のリソースの問題や安定性の問題からどうしても不利になってしまいます。そこでサブアタッカーとしてインテレオンを使用できるようにキバナ、基本水エネルギーを採用しました。パルキア対面ではキバナ(というかインテレオン)を複数回使用する場合があるためともだちてちょうを採用。これに伴い枠を圧迫していたボスの指令を1枚減らしました。理論上はこの採用枚数でも4回裏を呼び出すことができるのでミュウに対する勝ち筋を残すことができます(これフライゴンGXの時の黒馬対面でも同じ結論になってたな)。

・マリィ(シバ…2→1)

 この構築60枚の中で正直個人的には最も納得のいっていない一枚。前回の構築は受動的なドローサポートしか入っていなかったため、こちらのポケモンが気絶しなかったターンに強く動くために能動的なドローサポートを採用することに。そのためどちらかといえば撃つ機会の少ないシバを1枚にし、採用カードの検討に入りました。多分前回の記事でも同じこと言ってると思うけど、博士の研究はリソース切るの痛すぎるし、ヒガナの決意は相手依存かつコストが重いので、しぶしぶリソースを切ることなく最低限のドローと手札のリフレッシュ、手札干渉が可能なマリィを採用しました。正直5ドローで得することそんなにないし、こっちのマリィでは相手事故らんのに相手のマリィこっちにぶっ刺さるし使っても使われてもおもんないカードである印象。エリカのおもてなしを返せなんて贅沢言わないからせめてシロナを返してくれよ…。

 

<枠があったら採用したかったカード>

・こだわりベルト

 これ一枚あるだけでポケモンVほぼワンパンだしVSTAR対面でも1ターン早くサイドをとれるからめちゃくちゃ採用したかったけどどうやっても枠が見つかりませんでした。大体ミュウVmaxが悪い。

・しあわせタマゴ

 ツツジ対策に採用を検討していました。どっからでもツツジが飛んできてドローゴーになるのが嫌で一時期採用していましたが、山札の圧縮とか、クイックシューターやアクアバレットでのサイド複数枚取り等の立ち回りで対策する方針に。

 

 

環境デッキに対する立ち回り

①ミュウVmax

 前回の記事で述べた通り、ミュウVmax以外を倒してサイドを取りきるパターンとLOを狙うパターンの勝ち筋を追います。キバナと水エネルギーを採用したことで、オドリドリメロエッタに対してフライゴンを当てずに済むようになりました。昨今ではシマボシの採用も多くみられるため、後でアクアバレットで取れるやろ~のお気持ちで180点乗せたゲノセクトを放置してるとフュージョンエネルギー+オドリドリ復活で泣かされるパターンがあるので注意しましょう。

パルキアVSTAR

 正直ミュウVmaxの方がまだ優しい。前述の通りサイドレース的にも有利ではなく、さらに先2でげっこうしゅりけんが飛んでくる可能性もあり、またモミだのセイボリーだのこっちにぶっ刺さるサポートも考慮しなければならない対面です。正直モミ採用のパルキアには勝てないので切りましょう。理想としてはパルキアVSTAR2体にフライゴン2体で200点を乗せ、そのうち片方(お守りがついているならお守りがついている方)をアクアバレットで処理し、片方にクイックシューターで削りを入れながらサイド残り2枚をうらこうさく一族を倒して取る…というプランですがまあ大体上手くいかないです。たきのぼりクイックシューターと合わせてちょっと弱いアクアバレットとして使うこともあるので視野に入れてプレイングします。

アルセウスジュラルドン

 順当にやればまあ勝てますが、回復札の存在からあまりアクアバレットが有効ではなく、基本的にフライゴンの攻撃4回で勝ちに行くプランとなります。したがってジュラルドンVmaxを2体、もしくはジュラルドンVmax+アルセウス+ジュラルドンVという取り方を目指します。アルセウスはいつでも倒せるので、倒せるならジュラルドンVから処理していきます。

アルセウスVSTAR単

 弱点だし余裕かと思いきや意外とそうでもないです。ノコッチのせいで。このデッキ相手に下手にノコッチ無視してアルセウスVSTARに攻撃を当てると回復されて最終的にはリソースが追い付かなくなるので、基本的にはノコッチを全力で処理してからアルセウスVSTARに攻撃を当てましょう。ノコッチがベンチにいない時、先にアルセウスを倒すと相手に強くツツジを使われてしまう可能性がありますが、ここは正直答えを出せていません。取れる時にサイドを取ってた方が良いような気もするし悩みどころ…多分サイド取りに行きそう。正解はわからん。

⑤ヒスイゾロアークVSTAR

 こっちが事故りさえしなければまあ勝てます(とか思ってたらシティで3回当たって1-2だったんだけど何?へたくそ?)。ノコッチがいる場合、できたらノコッチから処理したいところですがこのデッキにおけるチェレンの採用の可能性はそこまで高くないので普通に殴り合いをしかけても良いかと。ふうせんがヒスイゾロアークVSTARについたとしても、ガラル鉱山込みならデザートピラーが200点、またキバナも採用しているためブラストウインド220点出せることを頭に入れてプレイしていきます。システムポケモンビーダルであることが多いので最悪ビーダル縛ってお祈りします。

⑥ヒスイヌメルゴンVSTAR

 このデッキも様々なタイプがありますが、共通して言えるのはアイアンローリングを撃たれ始めると厳しいということです。80点軽減とVSTARパワーによる全回復があるので、先に動かれた場合は裏を呼んで倒すか、縛ってワザを撃てないターンを作ってから処理に移ります。ヒスイヌメルゴンVはガラル鉱山込みデザートピラーで、ヒスイヌメルゴンVSTARはクイックシューター+ガラル鉱山込みデザートピラーで一撃で処理できます。結晶の洞窟の採用が多く、攻撃するターン以外でクイックシューターを乗せるうまみはほぼないので攻撃を当てられるターンにクイックシューターを乗せます。

レジギガス

 正直対面したことがないのでなんとも言えませんが、ガラル鉱山下でフライゴンをワンパンできるのはレジギガス、レジドラゴのみなので基本的にはこの二体を集中して攻撃します。クロススイッチャーとボスで裏を呼んで縛るのもレジギガスの特性から難しいので普通にやると厳しい対面です。縛っていなくても攻撃や展開のために回収ネットを使うデッキなので、相手の回収ネットの枚数を見てから縛りに行きます。

⑧オリジンディアルガVSTAR

 オリジンディアルガVSTARが逃げエネ3なので、他のVSTARよりは楽です。スタークロノスで場のナックラーフライゴンを枯らされるのが一番の負け筋なので、単純な対策ですが撃たれる可能性のある前の番にはナックラーを3体展開しておきましょう(最終的にはインテレオンのアクアバレットやらクイックシューターでまとめてディアルガを処理するので、無理にナックラーを立てなくてもいいかもしれません。ナックラーを枯らされたとしてもインテレオンで攻撃するターンにナックラー2面立てれていれば良いので。スタークロノスのターンにセイボリーを撃たれることが多いと思いますが、下手にナックラー残してメッソンを狩り尽くされる方が負け筋なのでこの場合はナックラーをトラッシュする方が良さそうです 6/27追記)。また山をかなり掘り進めるデッキなので、裏を呼んで縛ってからのLOも勝ち筋として視野に入れてプレイします。

⑨ヒスイウインディ

 ヒスイウインディのはっぽうやぶれをこちらのデッキのどのポケモンも耐えることができないので普通に殴り合うと基本的には先殴りしてかつ息切れしなかった方が勝ちますが、ふしぎなアメの枚数が限られているこちらの方が必ず先に息切れを起こします。よってガラル鉱山でロックしてLOを狙いに行くプランとなりますが、ヒスイウインディのデッキにはほぼエネルギーが入っていないので、ビーダルを縛るのが最も相手に刺さります。じんらいのめざめサンダースが採用されている場合もありますがその時は気合いでサンダースを呼び出します。入れ替え方法が回収ネットしかない上、回収ネットを使わせることでメモリーカプセルをトラッシュさせることができます。

ハピナスミルタンク

 種切れ以外勝ちます。ウィークガードエネルギーもスタン落ちしているのでガラル鉱山を出さないようにプレイします。下手に出すと縛られて負ける可能性があるので。

 

 

おわりに

 VSTARの本格的な台頭に伴い、VSTARをワンパンできない非ルールのポケモンは厳しい時代となりました。フライゴンも例外ではありません。しかも闘抵抗持ちのミュウツーVSTARも出てきたし、最近はターボパルキアとかいうのが後攻1ターン目からグッズロックしてくるのでいよいよワンチャンもないな…といったところ。デザートピラーのフライゴンに関してはこれ以上の構築が思いつかないので一旦これで終わりにします。正直ポケカのモチベもなくなってきたしデザートゲイザーのフライゴンは弱すぎる(弱点ついてもアルセウスVSTARをワンパンできないハゲタコ)ので形にもできなさそうです…。前回の記事の結びでも少し言及しましたが、ポケモンVの時点でテキストがそこそこ形になっているカイリューV、ガブリアスV、フライゴンVのドラゴンタイプポケモンVの中で抜け駆けでカイリューがVSTARもらってたので、ワンチャンフライゴンもVSTARもらえることを願ってこの記事は終わりとします。最悪VmaxでもいいからフライゴンVの使い道を俺によこしてくれ増田…。フライゴンVSTARもしくはVmaxの発表があったらまた更新するかと思います(それより先にスプラトゥーン3が発売してモチベ吸われそうだけど)。ではまた次の記事で。シン・ウルトラマンみんな観てください。